Ruby 機能

用意された機能
Rubyには、最初からさまざまな機能が用意されています。

プログラムを書くということは、この機能を適宜呼び出して使用することと言い換えてもよいでしょう。

文字列を記述する、数値を計算する、配列で複数の要素を管理するなど、これらはすべてRubyというプログラミング言語に用意された機能です。

そしてこのような予め用意された機能のかたまりを「ライブラリ」と呼びます。

ライブラリ
ライブラリとは、汎用性の高いプログラムを再利用可能な形でまとめたものです。

Rubyではライブラリに用意されている機能を呼び出すことによって、プログラムを動かしています。

 

ライブラリの種類
ライブラリには大きく分けて以下の3種類があります。

標準ライブラリ
組み込みライブラリ
外部ライブラリ


標準ライブラリ
Rubyに標準で用意されているライブラリです。

インストールは不要ですが、使用する際には明示的に読み込む必要があります。代表的なものとして、日付を扱うDateクラスがあります。

 

組み込みライブラリ
標準ライブラリの中でも、特に利用する頻度が高いライブラリです。

文字列のStringクラスや数値のIntegerクラス、配列のArrayクラス、ハッシュのHashクラスなどが該当します。使用する際の読み込みは必要ありません。

外部ライブラリ
世界中の有志のエンジニアによって提供されるライブラリです。

Rubyにおける外部ライブラリはgemと呼ばれます。使用するためにはインストールが必要で、かつ読み込みの記述が必要です。